2017年の夏休み最後に子連れ(8歳息子・5歳娘)で香港&マカオ旅行に行ってきました。
今回は香港ディズニーランドに行った際のお話です。
香港ディズニーランド
香港ディズニーランドは2005年9月に開業した、世界で5地域目、そして最小のディズニーリゾートということです。
ロケーション
大嶼(ランタオ)島にあり、空港から車で20分くらいのところにあります。MTR東涌線の欣澳(サニーベイ)駅で迪士尼線に乗り換えて1駅の迪士尼駅が最寄りで、入り口までは徒歩5分ほどです。
開園時間
夏休みは大体10時からの開園でしたが、9月からは10時30分開園だったり、9時開園の日があったりとまちまちです。
詳しくはこちらから確認してください。プライベートイベントで閉園時間が早まっていたりすることもあるので要注意です。
パークチケット
①1デーチケット
香港ディズニーランドは次のとおりです。
(なお以下1HK$=15円として計算します。)
※スマホだと表が一部しか表示されないかもしれませんので、その際はお手数ですが、スクロールしてみてください。
香港ディズニー | 大人 (12~64歳) |
小人 (3~11歳) |
シニア (65歳以上) |
---|---|---|---|
1デー・チケット
|
HK$589 (8,835円) |
HK$419 (6,285円) |
HK$100 (1,500円) |
ちなみに東京ディズニーランドの1デー・チケットは次のとおりです。
東京ディズニー | 大人(18歳以上) 中人(12~17歳) |
小人 (4~11歳) |
シニア (65歳以上) |
---|---|---|---|
1デー・チケット
|
7,400円 6,400円 |
4,800円 | 6,700円 |
総じて香港の方が高いです。ただ香港ではシニアが格段に安いです。
②2デーチケット
香港ディズニーランドは次のとおりです。
香港ディズニー | 大人 (12~64歳) |
小人 (3~11歳) |
シニア (65歳以上) |
---|---|---|---|
2デー・チケット
|
HK$759 (11,385円) |
HK$539 (8,085円) |
HK$170 (2,550円) |
東京ディズニーランドの2デー・チケットは次のとおりです。
東京ディズニー | 大人(18歳以上) 中人(12~17歳) |
小人 (4~11歳) |
シニア (65歳以上) |
---|---|---|---|
2デー・チケット
|
13,200円 11,600円 |
8,600円 | 13,200円 |
2日になると一転して香港ディズニーランドの方が安くなりました。シニアに至っては1万円以上も安いです。
③スペシャルオファー
しかも香港ディズニーランドでは時期によってはスペシャルオファーとして大人と小人は特別価格で2デー・チケットを購入できたりします。
香港ディズニーランド | 大人 (12~64歳) |
小人 (3~11歳) |
---|---|---|
2デー・チケット
(スペシャルオファー) |
HK$649 (9,735円) |
HK$461 (6,915円) |
スペシャルオファーチケットについてはこちらをどうぞ。
私のいとこの家族は山口県在住で、1年か2年に1回くらいのペースで、3世代6人(大人2、小人2、シニア2)で、東京ディズニーランドに2泊3日で来ているんですが、今回この料金を教えたら驚いていて、次回は香港に行ってみようかなと言っていました。
確かに地方在住の方が泊りがけでディズニーランドに行く場合、東京よりも香港に行く方が安いというケースもありそうです。このあたり今度検証してみようかなと思います。
ちなみにこの3世代6人(大人2、小人2、シニア2)が2日間ディズニーに行くとするとチケット代は東京だと70,000円、香港だと38,400円と、その差は31,600円ということになります。
(とはいえ、東京ディズニーランドの方が広くてアトラクションも多いし、ホスピタリティーもよくって、ディズニーシーもあるので一概に比較はできませんけどね。)
我が家の行程
1日目
香港到着時はかなりの雨が降っていたので、2デー・チケットを持っていたものの初日は諦め、香港市街に昼食と散策に行きました。ただ途中で雨がやみ、曇りになったので、MTR(鉄道)で迪士尼駅へ行きました。この時点で16時ちょっと前でした。
入場:スペシャルオファーチケットの発行
まずはエントランスに紙かスマホの画面のQRコード(隠れミッキー?)を提示して、当日から7日間のうち2日間有効な2デーチケットを発行してもらいます。
この時に大人は指紋の登録がされます。2日目が極端に安い香港ディズニーランドならではの転売防止対策でしょうね。2日目の利用の際はチケットの提示と指紋認証が必要になります。
エントランスを入ると右側付近に各国語のガイドマップが置かれた棚がありますが、日本語版はありません。
日本語版は香港ディズニーランド(園内周遊列車)の線路下を通った先、左手のシティホールで貰うことができます。
ディズニーらしくないアイアンマンが目立つガイドマップです。
ジャングル・リバー・クルーズ
とりあえず日本にあるアトラクションと比べてみようということで、ジャングル・リバー・クルーズ(日本ではジャングルクルーズ)へ。
入り口が広東語、北京語、英語と分かれていて、船長さんの案内言語を選べます。若干英語の乗客が多かったでしょうか。10分程度で乗船できました。船長のノリがよくって楽しかったです。
ミスティック・マナー
日本にはないアトラクションです。
ヘンリー・ミスティック卿の邸宅や作品をエレクトリックカーに乗って、鑑賞するというもので、雰囲気はホーンテッドマンションとか、タワーオブテラーのような感じで、乗り物はプーさんのハニーハント的です。
娘はちょっと嫌がっていましたが、全然怖いアトラクションではないです。
ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー
こちら日本にはないグリズリー・ガルチにあるビッグサンダーマウンテンのようなアトラクション。
乗ることを楽しみにしていた娘は112㎝の身長制限にわずか1㎝届かず、乗せてもらえませんでした。
息子と夫だけでもと思いましたが、元々ビビりの息子は妹が乗るなら仕方がないから一緒に乗るつもりだったので、断固として拒否し、結局乗りませんでした。
日本と違って途中でバックしたりと面白いそうで、とても残念でした。
トイ・ストーリーランド
日本にはないトイ・ストーリーランドです。
スリンキー・ドッグ・スピンは小さいお子様にもおすすめです。
ファンタジーランド
ミッキーのフィルハーマジックや空飛ぶダンボ、イッツ・ア・スモール・ワールドなど日本にもあるアトラクションですが、空いていたので一気に乗りました。
特にイッツ・ア・スモール・ワールドはガラガラ。初めて最前列で乗れて楽しめました。
2日目
荷物の預け入れ
駅からディズニーランドへの道の右側に「LUGGAGE VALET」という荷物を預ける場所があります。荷物一つにつき100ドル(1,500円)です。
我が家は、この日の宿泊先が違うホテルだったので、スーツケースをここまで持ってきて預けました。事前に荷物一つにつき100ドルとわかっていたので、ホテルでは大きいスーツケースの中に、小さいスーツケースを入れてパッキングしました。コストコで買ったサムソナイトのスーツケースは容量も大きくてとても役立ちました。
小さい荷物は園内のロッカーに預けることもできるようです。
開園時間
この日の開園時間は10時となっていましたが、9時45分にはすでに開園していました。本当は早めに並んでミッキー、ミニーと写真を撮りたかったんですが、すでに1時間待ちくらいの列ができていました。
仕方ないのでノーマークの列に並んでいたところグーフィーが出てきてくれました。家族全員で撮ってもらった後に子供たちだけでもと結構リクエストは聞いてもらえました。
プーさんの冒険
1日目に乗りたかったんですが運休していました。この日は運転していてしかも待ち時間5分。(実際はほとんど待たなかったです。)
これでファストパス対象というのがちょっと解せません。プーさんのハニーハント程の動きもなく、子供にも安心の乗り物でした。
バレル・オブ・ファン
トイ・ストーリーランドにある青いバケツで、トイ・ストーリーの人気キャラとのグリーティングが楽しめるところです。
トイ・ストーリーランドは10時半のオープンで、間際には多くの人(100人位)がオープン待ちをしていました。これはみんなグリーティング待ちだろうと、夫が猛ダッシュで1番にバレル・オブ・ファンにたどり着いたものの、皆さんは素通り。単純にアトラクションに行きたかったようです。でもどのアトラクションも待ち時間10分程度なので、一体何をみんなは慌てていたんだろうという感じでした。
その後待てど暮らせど、キャラクターグリーティングが始まる気配がなくて焦っていたら11時間際にようやくスタッフが準備を始め、11時にジェシーと、11時20分にウッディーと写真を撮ることができました。
ただ、中国の方はあまりグリーティングには興味がないようで、結構空いていました。
アイアンマン関連
トゥモローランドには、アイアンマン関連のアトラクションが二つあります。アイアンマン・エクスペリエンスは、アイアンマンと一緒に香港上空を飛んで、ヒドラの一味と戦うというもので、スターツアーズやストームライダーの様な感じでした。
正直この手のアトラクションは酔うので苦手です。でも子供たちは喜んでいました。
その後、お隣のアイアンマン・テック・ショーケースでアイアンマンとグリーティングです。こちらが一番待ち時間が長くて20分くらいでした。
ミッキーと不思議な本 ←おススメです
香港ディズニーランドでとりあえず最後に寄っておこうかなと入ってみたら、一番満足度が高かったアトラクションです。
こちらは約30分のショーで、不思議な本から出てきてしまったオラフが溶けてしまう前に、ミッキーとグーフィーがオラフを本に戻そうとするストーリーです(多分)。
ミッキーたちが本のページをめくると、ジャングル・ブック、リトル・マーメイド、塔の上のラプンツェル、メリダとおそろしの森、アラジンと魔法のランプ、プリンセスと魔法のキス、アナと雪の女王のステージが展開されます。プリンセス好きの娘は釘付けになっていました。
これはぜひ東京ディズニーランドにもオープンしてほしいな~という感じでした。
飲食について
今回はレストランは利用しませんでしたが、長時間滞在されるなら、スペシャルオファーでの予約などはいかがでしょうか?
3イン1パークミールクーポンは以下のものが含まれて235ドル(3,525円)ということで、一日中パークにいる場合にはお得かなと思います。
- ソフトドリンク1本含むランチ1回 (来園日の午後4:00まで)
- ソフトドリンク1本含むディナー1回 (午後4:30から花火ショーの開始30分前まで)
- フローズン・ロリポップ/ポップコーン
- ソフトドリンク/ミネラルウォーター1本につき香港ドル 5 の割引1回
香港は暑くて、飲み物必須ですが、パーク内でのソフトドリンク購入が結構高くつくので、その分でもそこそこ元が取れそうです。
何せこのお水が28ドル(420円)しますからね。ソフトドリンクは32ドル(480円)です。
詳しくはこちらをどうぞ。
まとめ
香港ディズニーランドはコンパクトで、待ち時間も少ないので、本気になれば一日で大半のアトラクションを体験できると思いますし、2デーチケットを購入して、残り一日はグリーティングやショーを中心に回るなんていうのもいいかもしれません。
飛行機代やホテル代もLCCやマイルをうまく利用すれば、東京ディズニーランドよりも安く楽しむことも十分可能かもしれませんので、ぜひぜひ皆様、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
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