にじ父です。
羽田空港でみずほ銀行の両替レートを見ていてあまりの香港ドルのレートの悪さが夫婦そろって気になって仕方がなかったので、今回の香港&マカオ旅行での両替のことなどを振り返ってみました。
香港ドルへの両替レート
羽田空港での両替レート
こちらが旅行初日に羽田空港のみずほ銀行の両替所で見た、日本円から香港ドルへの両替レートです。(Travelexでもほとんど一緒です。)
1HK$=16.46円でした。(以下HK$はドルと表記します)
ちなみにこちらが2017年9月13日のみずほ銀行の両替レートです。
中間値(仲値)は14.1円です。
通貨 | 記号 | 日本円から外貨へ | 外貨から日本円へ |
---|---|---|---|
香港ドル | HKD | 16.53 | 11.67 |
仲値はヤフーファイナンスでの取引レートと概ね一致しています。
だからどうしたと思われるかもしれませんが、例えばこの羽田空港でのレートで10万円を両替すると、本来の価値は「1ドル=14.1円」なので、7,092ドルになるところ、「1ドル=16.53円」だと6,050ドルと1,042ドル以上(14,692円)も少なくなってしまいます。
そして通常そんなことはないと思いますが、もしこの6,050ドルを一切使わないで日本に帰ってきてから再両替したとすると、「1ドル=11.67円」なので、100,000円が70,600円とほぼ3割引きになってしまいます。
100,000円 ⇒ 6,050ドル ⇒ 70,600円
片道の手数料が15%程度と考えておきましょう。
(実際はTTSとTTBという銀行の外貨売買のレートが仲値±0.43円で、それぞれ±2円の手数料ということになりますが、わかりづらいので手数料が片道2.43円かかると考えるのが簡単です。)
ということで、どうしても香港国際空港で、両替所に寄る間もなく、香港ドルを利用する必要があるという方だけ、再両替が必要ない最小限度で両替しましょう。
香港国際空港での両替レート
こちらが香港国際空港のTravelexで両替したときのレートです。
30,000円を「1円=0.0684HK$」つまり「1ドル=14.61円」で両替できました。
そして、余った529.9ドルを「1円=0.0757HK$」つまり「1ドル=13.21円」で再両替しました。
これを先ほどの10万円を両替するパターンに当てはめると、
100,000円 ⇒ 6,844ドル ⇒ 90,410円
片道の手数料が4.5%程度です。
日本国内での両替に比べてかなりお得なことがわかります。
ホテルでの両替レート
最初に両替した分では足りなかったので、JWマリオット・ホテル香港のフロントでも2万円ほど両替をしました。
その時のレートがこちら「1円=0.06667HK$」つまり「1ドル=15円」ということで、手数料は6%程度ということになります。
旅行期間中にレートの変動がほとんどなかったと考えれば、ホテルでの両替よりは両替所の方が交換レートがよいということになります。(10万円の両替で2,700円弱の差)
香港の街中には他にもっとレートのいい両替商もあるようですが、香港が初めてだったり、子連れの身にはちょっとハードルが高いので、現金派には空港での両替がおすすめです。
カード利用
実はもっとレートがいいのがクレジットカードの支払い。
こちらは初日に泊まった香港スカイシティーマリオットでの支払いですが、外貨建てで換算レートは「1ドル=14.269円」。
片道の手数料は1.2%となります。
現金での決済よりも断然お得ですね。
ただ安心できるところならいいですが、海外でのクレジット払いってスキミングの被害が怖くって躊躇してしまいますよね。
そういう場合はATMを使ってクレジットカードでキャッシングをして、帰国後すぐに繰り上げ返済するという手法もあるそうです。今後香港に行く機会があれば利用したいなと思います。
まとめ
香港での支払いは断然クレジットカードがお得ですが、suicaと同様で便利なオクトパスカードの購入は現金のみですし、クレジットカードの利用に不安を覚える方もいるでしょう。
ですので、香港ドルへの両替は「香港に着いてから必要な額だけ」を合言葉に行っていただければと思います。
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