もうすぐ今年(2016年)のふるさと納税の締め切りです。
皆さまはもう納税されましたか?
このふるさと納税、納税とは言いながら実質は地方公共団体(都道府県・市区町村)への寄附のことです。
所得税と住民税から寄付金控除され、実質2,000円の負担で、お礼の品として美味しいお肉やお魚などがもらえるということで人気があります。寄附自体もネットでクレジットカード払いができるものも多くなって簡単です。
今回はこのふるさと納税によってお得になるケースのご紹介です。
先日市役所からこんな書類が届きました。
「私立幼稚園就園奨励費補助金交付決定通知書」です。
今年は下の子が年中だったのですが、市から本日220,000円が交付される予定です。
この補助金は下の表のとおり市民税の所得割額が基準になっています。
我が家の場合、ふるさと納税の計算の時に出てきた所得割の概算額は231,400円。
我が家は16歳未満の扶養親族が2人ですので、これだとF階層(211,201円以上)ということになり、もらえる額は次の表のとおり189,000円となるはずが、実際はE階層の220,000円と、31,000円も多く支給されています。
これは前年にふるさと納税をして、住民税が控除された結果だと思います。
実は上の子が年少の時にはE階層で97,200円だったのに、翌年は給料がちょっとだけ上がった結果、F階層になり、35,000円になってしまいました。正直給料の上げ幅よりも補助金の下げ幅の方が大きかったです。このときはふるさと納税も特にしていませんでした。
ところが下の子が年少になる前の年に限度額一杯ふるさと納税をしたところ、給料はほとんど変わっていなかったのに、E階層になり、年長の子97,200円+年少の子220,000円の計317,200円が支給されました。これがF階層だったら224,000円だったので、その差は実に93,200円です。
我が家のケースだけしかわからないので、これがすべての自治体で同じ取り扱いなのか、うちの自治体だけなのかはわかりませんが、所得割額が基準額をちょっとだけ(おそらく住民税の税額控除の仕組み上、10%弱くらい)上回っているようなご家庭で、来年度に私立幼稚園の就園児がいらっしゃるのなら、ふるさとに貢献しつつ、特産品も貰って、補助金まで上がったら儲けものくらいの気持ちでふるさと納税してみてはいかがでしょう?
ふるさと納税とは(さとふるHPより引用)
住民税は前年の所得に左右されるので、来年度分の補助金に反映させるには今月末までの納税が必要になります。ご注意を!
ふるさと納税をするなら「ふるさとチョイス」か、「楽天市場」がおすすめです。
ふるさとチョイスは何といっても取扱件数が群を抜いています。
一方、楽天はポイント10倍や買い回りキャンペーンにうまく乗せるとお得になります。今はホームページの検索窓の下あたりの検索ワードに「ふるさと納税」とあるのでそこから進んでください。
我が家でも先日の楽天スーパーセールの際に、ポイント10倍の6自治体に寄付をして、6000ポイントゲットしており、買いまわりポイントもそれぞれ1000ポイント付与されるはずですので、計12000ポイントになります。
実質負担金が2000円なのに、楽天ポイントが12000ポイントも貰えて特産品も貰えてしまうというのが、日本の税制にとってよいことなのかとちょっと不安すら感じてしまいますが、まあ貰えるものは貰えるうちにということで。
※こんな感じで色々と楽天でもふるさと納税でお礼の品をもらえます。
こちらは2017年版の記事です。