MAMORIOのHPを見ていたら、2月15日にNHKの「おはよう日本」という番組で取り上げられたと書いてありました。
MAMORIOって何?
その前に「MAMORIOって何?」という方のためにご説明すると、MAMORIOは大切なもの(財布や鍵など)に取り付けて使用する世界最小級のIoTデバイスでスマホとペアリング(同期)して、手元から離れるとスマホに通知が送られ、なくした場所を地図で確認することができるものです。
そして放送されたのが「街角情報室」というコーナーの中のようです。どんな内容かはっきりとはわかりませんが、鍵をなくさないというコンセプトのもとMAMORIOのほか2つの商品も紹介されています。カバンの中に鍵を引っ掛ける商品は女性向きかもしれません。鍵の受け渡し用のボックスはよく建築現場で使用しています。
ユーザーが増えるほど、なくしたものを見つけるクラウドトラッキング機能(MAMORIOのアプリを入れているユーザー同士で協力して落し物を探す機能で、オンにすると、他のユーザーが紛失したMAMORIOとすれ違ったとき、その場所を知らせてくれるもの)が働きやすくなるので、どんどんPRしてユーザーを増やしていってほしいです。
さて一方、MAMORIOは企業との実証実験にも積極的に取り組んでいます。
JALとの実証実験
陸マイラー的にはJALとどんな実証をしているんだろうと気になりませんか?
JALとMAMORIO株式会社は平成28年11月1日に世界最小の紛失防止IoTタグ「MAMORIO」を利用した実証実験を行うことを発表しました。
JALの航空機整備に用いる器材(作業台など)の管理に先進的なIoT技術の導入を検討するために実証実験を行うというものです。
この実験に用いる作業台は、整備場や駐機場など様々な場所に移動させて航空機の整備に使用する可動式の器材です。
今まではトランシーバーなどで整備士が位置情報を確認していたそうですが、空港内はとても広い上に器材の台数が多く、メンテナンスセンターで一括集中管理することが難しいという課題があったそうです。
また、夜間など状況によっては少ない人員で整備作業を行う場合もあって、見通しが悪いなどの条件が重なると、必要な整備器材をすぐに発見することが難しかったそうです。
こうした課題解決のために「MAMORIO」を作業台に取り付けて、整備士が携帯するスマートフォンを介して位置情報をサーバーに自動送信して、メンテナンスセンターで器材の位置情報を一括管理するシステムの構築をしたそうです。
これにより、どの機材がどこにあるかを瞬時に把握でき、効率的に必要な器材を調達し整備業務に素早く取り掛かることが可能になるということです。
確かにどこに作業台があるかというのが簡単に把握できそうですね。
我が家の実証実験
妻にMAMORIOを持って幼稚園の保護者会や子供の習い事に行ってもらいましたが、MAMORIOを持った人とすれ違わなかったようで、いつまでも私が最後に接していた時点(つまり家の中)の情報でとまっていました。
落とし物だったらこれでもいいですが、迷子だったりするとまだまだ厳しいですね。
一方私は通勤中に11個のMAMORIOとすれ違っていたようです。
これが多いのか少ないのかはわかりませんが、少なくとも千葉よりは東京で迷子になった方が見つかる可能性は高そうです。
ということで新しい製品の普及・発展に関わってみたいと思われる方、もしくはよく財布を無くすという方のご参加をお待ちしてます!
我が家ももう一つ赤色を追加購入しました。
ご購入はこちらからどうぞ。