息子の2年生の修了式の夜から3泊4日(実質は中2日)で、台湾旅行に行ってきました。
3泊したのは中正紀念堂近くのホテルでした。ホテルは朝食付きでしたが、3日ともお店で食べました。そんな中正紀念堂近辺の朝食のお店をご紹介します。
中正紀念堂とは?
中正紀念堂は中華民国の初代総統「蒋介石」の功績を称えて建設された大型公園です。「介石」は字(あざな)で、「中正」が名前です。このため中正紀念堂と名付けられているということです。
三国志で有名な諸葛亮孔明の場合、「孔明」は字で、「亮」が名前というのと同じことです。
名前を呼び掛けてよいのは目上の人だけのはずなんですが、中正紀念堂という施設名、良いのでしょうか??
それはさておき、25万㎡の広大な敷地には蒋介石像が置かれた紀念堂のほか、中国式庭園や回廊、植物園などが整備されていて、台北市民の憩いの場として親しまれています。
毎日9~17時には1時間ごとの正時に衛兵交代式があるそうですが、そんなものがあるとは知らずに行ったため、見ることはできませんでした…。
【アクセス】
MRT淡水信義線・松山新店線中正紀念堂駅すぐ
【住所】
中山南路21號
【電話】
(02)2343-1100
【開園時間】
9時~18時 無休
【料金】
入館・入園無料
おすすめの朝食①「金峰魯肉飯」の魯肉飯
魯肉飯は、脂身を多く含んだ豚肉を細切れにして、醤油・酒・砂糖・油葱酥で甘辛く味付けして煮込んで白いご飯にのせたもので、台湾のB級グルメの筆頭格(私見です)。
以前は渋谷とか新宿に「髭鬚張魯肉飯」というお店がありましたが、最近は見かけないような気がします。
さて「金峰魯肉飯」ですが、こちらはガイドブックで見て、ホテルの近くにあっておいしそうだったので朝食を食べに伺いました。
人気店の割にはお客さんが少ないです。
壁にメニューが書いてあります。
テーブルにはオーダーシートが。
事前に食べたいものを決めていたのですぐに書きだしました。
真ん中手前が「魯肉飯」で、時計回りに「魯鴨蛋」(煮卵)、「排骨酥」(スペアリブのスープ)、「油豆腐」(厚揚げ煮)、もう一つ「魯鴨蛋」(煮卵)があって、「肉焿湯」(豚肉や魚のすり身で作っただんご入りのとろみスープ)です。
どれも美味しくて、子供たちも大満足、普段お肉をあまり食べない息子が魯肉飯にはまってしまいました。
ちなみに燙青菜(茹でた青菜)は欠品で、全部で310台湾ドル(1,116円)と4人の朝食としてはとてもリーズナブルでした。
なおこちらのお店には3日目の朝も出かけて、しっかりと燙青菜と筍乾もいただきました。
ただし朝の早い時間は比較的空いていましたが、日中はかなり行列していましたのでご注意ください。
【店名】
金峰魯肉飯
【アクセス】
MRT淡水信義線・松山新店線中正紀念堂駅 徒歩2分
【住所】
羅斯福路一段10-1號
【電話】
(02)2396-0808
【開店時間】
8時~翌1時(第2・4日曜は~20時)無休
※なおこの旅行記では当時のレートである「1台湾ドル=3.6円」として計算しています。
おすすめの朝食②「鼎元豆漿」 の小籠湯包
2日目の朝に伺ったこちらのお店は食事をしていたのはほとんど台北の方々でした。
中に入るとカウンターの手前はテイクアウトの列、奥が店内で食べる列で、テイクアウトの列の方が長かったです。お間違いなく。
こちらにもオーダーシートがあったはずですが、撮り忘れました。
鹹豆漿という、豆乳のスープに油條(揚げパン?)をひたしたものが名物で、あっさりとしていて体にやさしい味でした。他に高麗菜肉包(キャベツ入り肉まん)、ビニールに包まれた飯糰(おにぎり)をオーダーしました。
こちらのおにぎりは中に油條などが入っていて、サクサクした不思議な食感でしたが、子供たちには不評でした。
そして小籠湯包。間違いのないおいしさです。
おにぎりを食べなかった息子が何か食べたいというので、紙にメニューを書いてあげて、カウンターにいるおばあちゃんに自分で注文してきたらというと、臆することなく向かっていき、
無事「蜜糖酥餅」(カラメルパイ)をゲット。こちらもサクサク食感だったようですが、子供たちは気にいったようです。
【店名】
鼎元豆漿
【アクセス】
MRT淡水信義線・松山新店線中正紀念堂駅 徒歩8分
【住所】
金華街30號之1
【電話】
(02)2351-8527
【開店時間】
4:00~11:30 年中無休(ただし旧正月は4日間休み)
まとめ
台湾の朝食は外で食べても安く、美味しかったです。
これならホテルの朝食はなくても全然問題ないですね。
次回の台湾旅行ももちろん朝からB級グルメを満喫したいと思います。
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