2017年5月3~7日の4泊5日で初めての子連れ海外旅行に行ってきました。
訪問先はベトナムの首都ハノイ。私たち夫婦にとっても実に9年ぶりの海外旅行となりました。(9年前の旅行は同じベトナムのホーチミンでした。)
2日目の午後は水上人形劇に行きました。ガイドブックでは「ハノイで絶対に外せない、ベトナムを代表するエンタメ」とあります。
水上人形劇とは
ベトナムに1000年も昔から伝わる、水面を舞台にして繰り広げられる人形劇で、もともとはベトナム北部タイビン省の農民たちが、収穫の祭りの時などに屋外の水辺を使って演じていたそうです。それが11~13世紀ごろに娯楽として宮廷にまで広まったと言われています。
タンロン水上人形劇場
タンロン水上人形劇場は1956年にベトナムの国民的英雄、ホーチミン主席が子供たちのために建てた劇場でホアンキエム湖の北東そばにあります。
公演は15:00、16:10、17:20、18:30、20:00の5回公演(チケット窓口は8:30~20:30)で、1回の公演が50分程度。年中無休ということです。
チケット代は1等席が100,000ドン(500円)、2等席が60,000ドン(300円)となっています。
チケット購入方法
大変人気があるので日本で予約していった方がよいとありました。ただほとんどのプランがハノイ観光つきだったりしたので、チケットだけ先に予約していく方法を探しました。
そんな中で見つけたチケットだけ購入可能な方法がこちらです。
①VELTRA
こちらは1枚12.5ドル(3歳以上)です。家族4人だと50ドル、約5500円になります。
②トリップアドバイザー
こちらは1枚1278円(2歳以上)です。家族4人だと約5100円です。
ただ実際の販売価格が1等席500円、2等席300円で、VELTRAは2等席と記載があることを考えると、現地で買えば4人で1,200円のところ5,500円はちょっと高いかなと思い、現地で調達することに決めました。
本当は窓口に行って買おうと思ってましたが、ホテルに入っているツーリストのお兄さんが、手配してあげるよと言うので、「いい席をお願い」と頼んだところ、こちらのチケットを持ってきてくれました。100,000ドンの1等席です。家族4人で2000円で済みました。
実際に鑑賞しての感想
①入場前
16時10分の回の予約だったので、少し前に劇場につきましたが、前の回が行われていたので、15分くらい前までは入場できません。この間に1階でトイレを済ませておくといいです。(ここのトイレは比較的きれいなので、滞在中何度か利用させてもらいました。)
②鑑賞
ツーリストのお兄さんが用意してくれたチケットは1等席といいながら、前から15列目というもの。後ろにはあと数列しかありません。これで本当に1等席??確か「インフロント」と強調していたような…。
でも舞台の正面の席だったので、ひょっとしたら端の方が2等席なのかな?
それと、普通はチケットを購入するとパンフレットも貰えるようですが、うちはチケットしか受け取っていませんでした。(鑑賞後に貰うのも忘れてしまいました。)
劇は伝統楽器の演奏の後、3~5分程度の短編が14話です。非言語なので、どこの国の方でも大丈夫です。
ただ同じような話が続くので、正直途中から眠くなりました。30分過ぎたくらいから、子供からも「いつ終わるの?」という言葉が出てくる始末。
それでも最後に人形を操っていた方々が挨拶に出てこられたときにはかなりのインパクトがあり、拍手喝さいとなりました。
期待したほどではないけど、話のタネに1回位は観ておいてもという感じのショーでした。(もっとステージに近いと感じ方は違うかもしれません。)
もう一つの選択肢: ロータス水上人形劇場
もし現地でチケットを調達しようとしてダメだった場合、同じホアンキエム湖の西側にあるロータス水上人形劇を訪れてみてはいかがでしょうか?
知名度が低くって、基本的にはいつでも鑑賞できるようですし、チケット代もほとんど変わらないようです。
近くにはインティメックスという大型のスーパーがあり、バラマキ土産を買うのにもちょうどいいですよ。
せっかくだからタンロンとの違いを見るために両方で鑑賞するというのもいいかもしれません。
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