虹の親の楽得ライフ

~子供の教育にまつわるエトセトラ~

子連れ台湾旅行記2019GW① 宿泊したコートヤード台北は市街からは遠いけどメリット一杯!

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2019年のゴールデンウィークは2度目の子連れ台湾旅行に行ってきました。

さて、今回の旅行では台北の市街地から少し離れた南港にあるコートヤード台北に宿泊しましたが、子連れ旅行にとってメリットがたくさんありましたので、お伝えしたいと思います。 

 

コートヤード台北とは?

コートヤード台北(台北六福万怡酒店)は2015年に開業したマリオット系列のホテルです。台北メトロ(MRT)、台湾高速鉄道、台湾鉄道の南港駅上部にある「シティリンク・ショッピングモール」の7~30階に位置しています。

 

コートヤード台北のデメリット

①台北市街から遠い

コートヤード台北は、台北メトロ(MRT)、台湾高速鉄道、台湾鉄道の「南港」という駅にあります。

台北駅までは、MRT板南線で18分ほどかかります。
台北の市内観光がメインだとちょっと不便かもしれません。

台北捷運(MRT)公司モバイルサイト

②情報が少ない

台北市街から遠いのと関連しますが、どのガイドブックを見ても、地図がありません。つまりは情報が掲載されていないということなので、朝食や夕食をどうしようかなと苦労するかもしれません。

こちらは朝日新聞出版の「ハレ旅」の地図からの引用です。
右端中央の矢印のちょっと先が南港です。

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③桃園空港から遠い

桃園国際空港に夜遅く到着する便や、朝早く出発する便を利用する場合、台北市街よりも空港から遠いので、移動がちょっと大変と感じられるかもしれません。

こちらも「ハレ旅」からの引用です。桃園から台北を通過しての南港です。

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④その割に料金はそこそこ高い

さて、そんなコートヤード台北ですが、4.5つ星のホテルのようでそこそこの料金がします。

我が家が宿泊した日程で5泊する場合、通常の料金は36,136.49台湾ドル(元)。
2018年5月16日現在、1元=3.7円なので、約133,700円、1泊あたり26,740円です。ちなみに食事はついていません。 

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コートヤード台北のメリット

上記のように、デメリットを挙げてみましたが、それを吹き飛ばすほどのメリットがありました。

①駅直結

コートヤード台北は、台北メトロ(MRT)、台湾高速鉄道、台湾鉄道の駅と直結しているビル(CITY LINK)内にあるため、移動が楽です。 

CITYLINK 南港店 — 陽光、慢活、休閒、購物

仮に台北中心部のホテルに泊まっても、近くの駅まで5分以上歩いたり、そこから目的地に出るのに電車で10分というような所なら、駅直結の南港駅の方がよっぽど便利かもしれません。

また駅直結のため、特に旅行初日や最終日のように大きな荷物がある場合は雨に濡れることもなく快適です。  

②台湾新幹線の起点

台湾新幹線では国外からの旅行者用に「高鉄3日パス」という、3日間新幹線に乗り放題の切符が2,200元(8,140円)、子供は1,200元(4,440円)で販売されています。
台北⇔高雄の往復が2,960元なので、往復するだけでもこちらの「高鉄3日間パス」を購入する方が安いという嬉しい価格設定です。f:id:nijihaha:20180516224841p:plainf:id:nijihaha:20180516224838p:plain

その際、コートヤード台北が直結している南港駅は台湾新幹線の始発駅のため、とても便利です。

このチケットで指定席を取るときは窓口で手続きをしなければいけませんが、南港駅だと比較的窓口が空いていますし、仮に指定席が満席でも、南港からの乗客は少ないので、自由席にもかなりの確率で座れるようです。

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THSR Pass-使用方法 

ただし、帰りに台中・台南・高雄から台北方面に乗車する場合は、しっかりと座席を指定しておかないと、かなり厳しいことになるので要注意です。そのあたりはまた別に記事にしたいと思います。

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なお「高鉄3日間パス」 はVELTRAでの予約が簡単です。

 

③飲食店

駅ビルだけあって、昼食や夕食を食べるお店は色々とあります。

食尚美饌 | CITYLINK 南港店 — 陽光、慢活、休閒、購物

問題といえば朝食くらい。できれば朝からやっている地元のお店を見つけたいところですが、正直ほとんど見つけられませんでした。

このため前日に駅ビル内のお店やコンビニでテイクアウトしておくことがほとんどでした。

ただ帰国前日に駅から徒歩5分程度のカルフールへ行ってみたところ、結構お惣菜があったのと、カルフールの前にコスパの高い定食屋さんがあってテイクアウトもできたので、そちらを利用するのもよさそうです。

子供が撮った写真でピンボケしまくっていますが、魯肉飯(大)(小)、ナスの炒め物、マーボ豆腐で120元(444円)でした。

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なおカルフール内にあった看板によれば、近くに24時間営業のコインランドリーもあるようでしたので、荷物を少なくするのにも役立ちそうです。

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④空港アクセス 

コートヤード台北は桃園空港からは遠いですが、松山空港からはタクシーで15分、1,000円程度ということですので、近くて安いです。

また、桃園空港からはかなり離れていますが、MRTから新幹線への乗り継ぎで南港まで1時間30分程度、大人225元(833円)、子供125元(463円)です。駅直結なのでそこからホテルまでは垂直移動だけです。

またバスターミナルも同じ建物内の1階にあり、空港バス(國光客運)も利用できます。

帰国時は8時40分の便だったため、5時のバスを利用したところ、6時過ぎには空港に着きました。こちらは大人145元(537円)、子供75元(278円)と更にリーズナブルです。

ただし、4時55分を過ぎても駅ビル内のバスターミナルへの連絡扉が開かず、ぐるっと回ってバスの乗車口から中に入りチケットを購入して、なんとか始発便に乗ることができました。
いつまでも扉の前で待っていると乗り遅れるおそれがあるので注意が必要です。

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⑤ポイントでお得に宿泊

我が家はSPGアメックスというクレジットカードを所有しているため、マリオットグループの「ゴールドエリート」というステータスが付与されています。
このカードでの決済で付与されたポイントや、購入したポイントによって、とてもお得に宿泊することができました。

我が家はこちらのカードでは年間200万円程度決済していますが、これで6万ポイントが付与される計算になります。

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またポイントセールでも結構購入していて、平均で「1P=0.9円」で取得しています。

ここでは購入価格である「1P=0.9円」で計算したいと思います。  

予約当時、コートヤード台北で1泊するのに必要なポイントは12,500Pでした。しかもマリオットでは4泊ポイントで宿泊すると5泊目が無料となるので、5泊で50,000MP(45,000円)。1泊あたり9,000円と格安でした。

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現在はホテルのカテゴリーが2から3に上がってしまったため、通常期に必要なポイントは17,500Pとなってしまいました。

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それでも5泊で70,000P(63,000円)、1泊12,600円とまだまだ割安です。

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⑥小学生2名が添い寝可能

たとえ、ポイントで安く宿泊できたとしても、我が家には小学生の子供が2人いるので、4人で泊まれなくては意味がありません。

この点で、コートヤード台北は小学生2名の添い寝が追加費用なしで可能というのが大きなポイントでした。

ただし、公式HPで検索すると、「大人2名、子供1名」ですら「ポイント交換によるご予約は受け付けていません」という表示が出ます。

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でもここで諦めてしまってはいけません。マリオットの予約センターに電話をして、添い寝できないかどうか聞いてみると、結構OKであることがあります。

我が家はそのパターンで無事OKが貰えて、予約内容に「お子様連れのご旅行」と記載していただき、部屋も「2ダブル」の大きな部屋にしてもらえました。(※部屋のアップグレードはゴールドステータスによるものと思われます。)

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広いベッドで、添い寝でもまったく問題ありませんでした。

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SPGアメックスについて

今回の台湾旅行にあたって、コートヤード台北を安く利用できたのは、SPGアメックスというクレジットカードを保有していたことが大きかったです。

SPGカードの詳細は公式HPをご覧ください。

スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードのサービス - クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)

このカードで決済することで、我が家はたくさんのポイントが貯まりましたし、カードを所有することで付与されるマリオットの「ゴールドエリート」ステータスのおかげで、部屋のアップグレードもしてもらえました。

現在のゴールドエリート会員では、無料朝食(2名分)やラウンジ利用ができなくなり、お得度は以前よりは下がってしまいましたが、それでも「年会費31,000円+消費税」を払う価値があるカードだと感じました。

高額な年会費がかかりますが、入会時には30,000Pが貰えます。
また既存会員の紹介を受けてカードを発行する場合は、入会後3か月以内に10万円以上カードを利用すると、追加で6,000P貰えます。 

スターウッド プリファード ゲスト®アメリカン・エキスプレス®・カード

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  • 36,000ボーナスポイント   

(ご入会後3ヶ月以内にカードを合計10万円以上ご利用で36,000ボーナスポイント) 

 

 

この36,000Pと年間114万円の決済で得られる34,000Pを足すことで、コートヤード台北に5泊できてしまいます。
年間114万円の決済ということは一月あたり9万5千円です。このくらいだと日々の支払いをカードで行えば意外と簡単に貯まりそうな気がしませんか?
※ただし公共料金の決済は付与ポイントが半分になってしまうので注意が必要です。

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そして1年後の継続時には50,000Pまでの宿泊に利用できる宿泊券(サーティフィケート)が貰えます。
このサーティフィケートは1泊分としてしか使えないのが残念ですが、普段は泊まらないグレードの高いホテルを経験するチャンスです。我が家は近々、恵比寿にあるウエスティンホテル東京に宿泊予定です。

 

もしSPGアメックスの発行を希望される方は、アメックスカードをお持ちのお知り合いに紹介して貰ってみてください。

もしそうしたお知り合いがいらっしゃらない場合は、こちらでご紹介させていただくことができますので、「お問合せ」をクリックしていただき、下記の情報をお送りください。

  • お名前(ニックネームで可)
  • メールアドレス
  • 件名(SPGアメックス紹介)

旅行中等を除いて、基本的には1日以内にご紹介用のURLを記載したメールを返信させていただいています。

なお、記事の中に直接紹介申し込みページへのURLを貼っているブログもありますが、以下のとおりそうした行為は禁止されていて、場合によってはポイントが一切付与されなくなるおそれがあります。

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メールでのやり取りがない方が楽だとは思いますが、上記のような懸念もありますので、お手数ですが、「お問合せ」からご連絡のうえ、発行くださいますよう、よろしくお願いします。