今年も「私立幼稚園就園奨励費補助金」の交付決定の季節になりました。年末のこの時期に給付されるので、まるでボーナスを貰うみたいで嬉しくて好きでしたが、下の子も今年は年長さん。来年からは小学生です。
上の子から5年間続いてきた補助金給付も今回が最後と思うとちょっと寂しい気持ちにもなります。
まあ幼稚園の学費を払わなくて済むので家計的にはずっと楽になるんですけどね。
私立幼稚園就園奨励費補助金とは?
私立幼稚園に就園する園児の保護者の経済的負担を軽減し、幼稚園教育の一層の振興を図るため、私立幼稚園の入園料・保育料の一部を助成する制度です。
うちの市では6月頃に幼稚園から申請書が配られて必要事項を記入して幼稚園に提出しています。
そして11月末から12月初め頃にこうした決定書が届きます。
この補助金は下の表のとおり市民税の所得割額が基準になっています。
そして、階層によって次のように補助金額が変わってきます。
我が家のケース
我が家の場合、ふるさと納税の計算の時に出てきた所得割の概算額は243,800円。
我が家は16歳未満の扶養親族が2人ですので、これだとF階層(211,201円以上)ということになり、もらえる額は189,000円となるはずが、実際はE階層の220,000円と、31,000円も多く支給されています。
3年も続いているので、これは前年のふるさと納税による寄付金控除後の金額をもとに所得割額が決定されているということで間違いないのだろうなと思います。
こちらはふるさと納税をする前後の住民税額のシミュレーションです。
納税前だと市民税所得割額は251,300円。さっきと微妙に数字は違いますがそれはよしとしましょう。
そして12万円のふるさと納税した後がこちら。
市民税所得割額は194,900円になりました。結果階層の壁を突破したことになります。
これは今回第2子が一人通っている場合なので31,000円の差でしたが、第1子が一人通っている場合は62,200円の差に、二人通っている場合は合算した93,200円もの差になります。
他の自治体のケース
どうもこの扱いは自治体により異なるようで、知人の市では適用されないとのことでした。
例えば横須賀市さんの説明にははっきりと寄付金税額控除は補助金算定に対し適用しないと書かれています。
まあこのようにはっきり書いてあれば仕方ないですが、もしそうしたことが明記されていなくて、所得割額が基準額をちょっとだけ(おそらく住民税の税額控除の仕組み上、10%弱くらい)上回っているようなご家庭で、来年度に私立幼稚園の就園児がいらっしゃるのなら、ふるさとに貢献しつつ、特産品も貰って、補助金まで上がったら儲けものくらいの気持ちでふるさと納税してみてはいかがでしょう?
ふるさと納税の詳細については、こちらの「ふるさとチョイス」さんのサイトをご覧ください。
ふるさと納税とは? | ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス] | ふるさと納税サイト [ふるさとチョイス]
住民税は前年の所得に左右されるので、来年度分の補助金に反映させるには今月末までの納税が必要になります。ご注意を!
ふるさと納税のおすすめ
ふるさと納税をする場合、いくつかおすすめのサイトがあります。
①ふるさとチョイス
ふるさとチョイスは何といっても取扱件数が群を抜いています。
②楽天市場
一方、楽天はポイント10倍や買い回りキャンペーンにうまく乗せるとお得になります。
ホームページの検索窓の下あたりの検索ワードに「ふるさと納税」とあるのでそこから進んでください。
我が家では昨年、楽天スーパーセールの際に、ポイント10倍の6自治体に寄付をして、6,000ポイントゲットしており、買いまわりポイントもそれぞれ1,000ポイント付与されましたので、計12,000ポイントも貰えました。
寄付金控除のおかげで、実質負担金が2,000円なのに、楽天ポイントが12,000ポイントも貰えて特産品も貰えてしまうので、損は一切ないというか、得しかないです。
今後この制度自体どうなるかわかりませんので、貰えるうちに貰っておきましょう。
2017年12月16日20時から21日1時59分までは楽天大感謝祭が開催されますので、ここでふるさと納税するとポイントも貰えてお得です。
③ふるぽ
JTBが運営しているだけあって、JTBの旅行クーポンが対象となっています。
ふるさと納税って特産品を貰えるのはよいのですが、結構10万円分の特産品が届くと保管場所に困ったり、魚などは早く食べないといけないという制約もあったりします。そもそも普段の生活ならそんなに必要としていなかったり。。。
その点、こちらのJTBのトラベルギフトは10年間有効なギフトが最大で寄付金の半額分貰えるので、かなり使い勝手がよいです。
近場の旅行でホテルだけ取るのにも使えますしね。必ず自分たちが使うものに充てられるというのは大きなポイントです。(ふるさと納税の趣旨にはまったくそぐわないのですが。)
このような感じで100,000円の寄附で5万円分のJTBトラベルギフトが貰えます。
まとめ
幼稚園の補助金は関係なくても、ふるさと納税は、限度額以内の寄附なら絶対に損のない制度なので、2017年のふるさと納税をまだ行っていないという方はぜひ利用してみてください。
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