【令和2年1月追記】
娘は現在小学2年。思えば小学校入学も随分昔のことになりました。
さて、幼稚園から小学生になると環境が激変することと思いますが、その中で割と大きいのが交通機関を利用する際に運賃が必要になること。
親がSuicaやPASMOを持っていても、子供たちが持っていないと、結局券売機で切符を買ったり、バスの車内で清算しなくてはいけなくて面倒ですよね。
子連れだと慌ただしくて、券売機で切符を買うのは意外と時間がかかったりして、電車に乗り遅れたこともあったな~
そんなことを考えると子供にも子供用のSuicaを持たせる方が便利です。
そもそも「こども」料金っていつから必要?
「おとな」と「こども」の区分は以下のとおりです。
- おとな … 12歳以上
- こども … 6歳~12歳未満
- 幼児 … 1歳~6歳未満
- 乳児 … 1歳未満
ただし、12歳でも小学生(中学校入学前)は「こども」で、6歳でも小学校入学前であれば「幼児」とみなされます。
結局4月から新学年となるので、中学校・小学校に入学する年の4月1日から、それぞれ「おとな」「こども」運賃が適用されることになります。
こども用Suicaカード
購入場所
Suicaの大人用カードには記名式の「My Suica」と無記名の「Suicaカード」の2種類があります。どちらも多機能券売機でもみどりの窓口でも購入可能です。
この2つの違いは記名式の「My Suica」が購入時に氏名・生年月日・性別等の情報を登録することで、紛失した場合に登録した情報をもとに再発行することができる一方、記名人以外利用できないのに対して、無記名の「Suicaカード」は再発行できませんが、誰でも利用できます。
さて、肝心のこども用カードは記名式の「My Suica」のみとなり、販売はみどりの窓口だけです。新年度の平日夜や土日は窓口も混んでいますので、計画的に購入しましょう。
発売価格は1,000円・2,000円・3,000円・4,000円・5,000円・10,000円のいずれかで、価格には預り金(デポジット)500円が含まれていて、カード返却時に返金されます。
特徴
- 小学校卒業年の3月31日まで有効です。期限が過ぎると使用不可。引き続き、大人用として利用する場合は、Suicaエリア内にあるJR東日本の駅のみどりの窓口または多機能券売機で大人用に変更する手続きが必要。
- 購入の際には、利用する子供の本人確認ができるもの(保険証等)が必要。ただし家族が代理で購入することも可。(その場合も子供の本人確認書類は必要)
- 「こども用My Suica」「こども用Suica定期券」「小児用PASMO」は、いずれか1枚のみ購入可。
入金(チャージ)方法
①駅でのチャージ
や マークのある「自動券売機」「多機能券売機」「のりこし精算機」で、現金で入金(チャージ)ができます。
1回の操作でチャージできる金額の単位は、500円・1,000円・2,000円・3,000円・5,000円・10,000円の6種類で、上限20,000円までは何度でも入金することができます。
多機能券売機と駅にあるATM「ビューアルッテ」では、ビューカードによるクレジットカード決済でのチャージも可能です。
「ビュー・スイカ」カードでSuica利用する場合、「ビュー・スイカ」カードの利用でたまったビューサンクスポイントをSuica部分にチャージすることができます。
「JRE POINT WEB」に登録しているSuicaを持っている場合は、「JRE POINT」をSuicaにチャージすることもできます。
ただ、常に親と一緒の時にしかSuicaを使わないのならあまり問題はないんですが、塾や習い事などで、子供だけで電車に乗ることがある場合は、チャージが必要とはいえ、電子マネーなのであまり大きい額を入れたくないですよね。
勝手にコンビニで買い物されたりしても困りますし、なくしたら面倒ですし。とはいえ残額がなくって改札で引っかかったりしても大変です。
オートチャージが利用できるとありがたいんですが、本人名義のクレジットカードでないと紐づけできないので、残念ながらこども用Suicaでは利用できません。
あまり知られていなかったのですが、以前はこの状況を解決する方法がありました。それがSuicaインターネットサービスです。
②Suicaインターネットサービス
インターネットに接続されたパソコンや携帯情報端末 と「FeliCaポート/パソリ」を使って、SuicaにSF(電子マネー)を入金(チャージ)したり、ネットショッピングの支払いにSuicaが使える便利なサービスです。
ただし、残念ながらこのサービス、利用者が減っているようで、2020年9月をもって終了する見込みとなっています。
Suicaインターネットサービスは、「Suica付きビューカード」「My Suica(記名式)」「Suica定期券」「Suica付学生証等」「ゆうちょICキャッシュカードSuica」への入金(チャージ)およびネットショッピングの支払い方法のひとつとしてサービスを提供してまいりましたが、ご利用状況をふまえ、サービスの提供を終了させていただくこととなりました。サービス終了後は駅の券売機やコンビニでの入金(チャージ)、オートチャージをご利用くださいますようお願いいたします。また、お手元で入金(チャージ)やネットショッピングのお支払い、Suicaのご利用履歴を確認できるモバイルSuicaのご利用をご検討くださいますようお願いいたします。ご利用のお客さまにはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
こんな感じで、自宅のパソコンと接続させたパソリという端末にSuicaを載せて、簡単にチャージできて便利だったんですけどね。
③コンビニ等でチャージ【令和2年追記分】
さて、そうするとこども用Suicaのチャージは駅に行った時にしかできないのかというと、そうではなく、コンビニ等でも可能です。
チャージ可能なコンビニは以下のとおりです。
他にはや
ドラッグストアの、。
家電量販店の、、でもチャージ可能です。
店舗の詳細はこちらをご覧ください。
一番利用しやすいのはやっぱりコンビニだね
それでは代表的なコンビニ3店舗でのチャージ方法をご紹介します。
ローソンの場合
Step1 レジでSuica(交通系電子マネー)へのチャージをお願いします。
Step2 画面にカードを置く旨のメッセージが出たら、Suicaを電子決済端末に置きます。
Step3 チャージ金額をタッチします。チャージ可能額は「1000円」「2000円」「3000円」「5000円」「10000円」です。
Step4 金額を確認のうえ、レジでチャージ金額を支払います。
Step5 チャージ音が鳴るまでカードを置いたままにしておきます。
Step6 チャージ音が鳴り、レシートを貰って完了です。
セブンイレブンの場合
Step1 セブン銀行ATMで『電子マネーチャージ』ボタンを押します。
ファミリーマートの場合
Step1 レジでSuica(交通系電子マネー)へのチャージをお願いします。
Step2 チャージ希望額をレジの画面から選択します。1,000円・3,000円・5,000円・10,000円の4種類から選択できます。
Step3 レジでチャージ代金(現金)を支払います。端末に表示される金額を確認し、端末にカードをしっかりタッチします。「ピピッ」と音がしたら、チャージ完了です。
Step4 端末とレシートに、取引後の残高が表示されるので確認します。
まとめ
これまで、こども用Suicaは自宅で残額をチェックして、少なければその都度チャージできていたので、2020年9月でのサービス終了は本当に残念です。
とりあえず、サービス終了後はコンビニチャージを利用しようと思いますが、親のクレジットカードからのオートチャージ(残高が1,000円を切ったら、1,000円が自動でチャージされる感じ)を実装していただければなと思います。
ただし、勝手に子供がSuicaを使って買い物して、オートチャージされてというのは困るので、子供がSuicaを使用した際は利用記録が親のスマホに届くなどの仕組みにすれば問題ないと思います。
JR東日本さん、ぜひご検討をよろしくお願いします!